宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で3日、県西部のえびの市で実施していた県の「終息確認検査」が終わり、ウイルスが残っていないことが確認されました。
県境を接する鹿児島、熊本県の検査でも異常はなく、両県の一部を含む家畜の移動制限区域(半径10キロ以内)と搬出制限区域(同10~20キロ以内)は、4日午前0時に解除されました。
制限区域の解除は、4月28日に感染疑いが確認されて以来37日ぶりで、これにより、両地域での家畜の出荷が可能になりました。
家伝法では、伝染病が最後に発生した日から数えて3週間発生がない場合は病気が終息したと判断されます。
えびの市では5月13日まで4農場で牛と豚に感染が確認されたが、以降の発生はありません。
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