アメリカ、メキシコ湾沖での原油流出事故。
6月7日までに約160キロメートルの海岸が汚染され、
周辺の野生生物への被害が深刻化しています。
野鳥、海ガメ、イルカ、ペリカンなど、かなりの数の死骸も見つかっています。
鳥の羽は、水をはじき、体温を調整しますが、油がついてしまうと、どちらもできず、羽をなめることで大量の炭化水素を摂取し、死亡することもあります。
保護・洗浄されてから放されても、その寿命は劇的に短くなってしまいます。
元いた場所へ戻ってしまい、また油まみれになるケースも多いため、
安楽死させた方が人道的なのではないかという意見もでてきているようです。
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株式会社食環境衛生研究所